2013・4・24 ブログを開設しました。→ http://morita0530.blog.fc2.com/ 
2012.5  PUSHボード、好調です!
先日、公官庁の建物で使用。400㎡(垂木間、およそ200箇所)を、2名の大工さんで、半日かからず通気止めの処理ができました。
その他に、D社様で採用され、こちらも同じく好評をいただきました。
メッセまつやま2010 に出展しました。以下そのご報告です。
上記の正面イメージ看板 は、待ったなしの「省エネ」に警鐘を鳴らし、住宅の熱の損失(Q値)についてその科学性を問い、生活の質の向上(Q uality of Life)と同時に家の価値を上げることが究極のエコと訴えました。そして、その事によって起こる環境への負荷の増大(地球温暖化防止)に対する国の施策の全容を、Q&Aの形でお答えすることにしました。イメージを「Q」という文字の背後に省エネラベルのマーク をあしらい、これから当たり前になるであろう「次世代省エネ基準」の象徴「 Q 値」を際立たせる試み です。2日間多くの消費者と会話でき、勉強になりました。改めて今回も機会を与えてくださった松山市に感謝したいと思います。パッシブ が省エネ手法に大々的に取り入れられたこともあって、自然の利用 をテーマにして(下の写真)、1軒の家の省エネ度を評価した結果を発表しました。
高知市の小松工務店さんの作品ですが、四国でも珍しい報告に注目が集まりました。その内容は「工務店学校」四国のホームページにのっています。
そして今年は1月23日、24日の2日間、どんな風に消費者は反応したでしょうか?
冒頭のH様邸に提出の自主評価報告はQ値から始まっています。
クオリティつまり住生活の質を上げることは個人差のあることですが、ここでは俄然クローズアップされて来た「住宅の長命化」と健康性に焦点をあててみました。おりしも「住宅版エコポイント」の政策が発表されたばかりで、このコーナーには大勢の人が集まりました。関心の高さが伺えます。ほとんどが寒さに対するリフォームの相談でした。今住んでいる家を暖かくしたいご希望です。皆さんに共通していたのはご自分の住んでおられる家がどんな構造になっているかをご存じないということです。とにかく寒いといわれます。温熱的には、クオリティ オブ ライフどころの話しではありません。これが実態でしょう。自然の厳しさを逃れ、命を守るべき家が寒さ暑さに無抵抗で冷暖房機器に頼るしかなく、結果的には健康を害し、現代のストレスに苛まれ、我慢の限界を超えていることに打つ手は無かったのでしょうか?自分の財産であるはずの家の構造の中身もわからないと言うような事は異常な事と思わないのでしょうか?リフォームの話になると暗澹たる気持ちになってしまいます。サッシを昔の木製からアルミに換えただけで結露が発生したのをまさか忘れてしまったわけではありませんでしょう。エコポイントの誘惑に負け断熱サッシに変更すれば、窓の結露は収まりますが、断熱の不完全な壁やヤネ天井押入れ、床のフローリングの上に水滴が今まで以上に発生する危険性が増します。これは結露の防止で述べた通りです。断熱の改修はどうしても大掛りになってしまいます。ですから新築では必須なのです。これも補助金頼りとはあ~なんて情けない国なのでしょう。壁やヤネなどの構造体に断熱をすることは、結露を防止することはもちろん、壁の温度を上げることなのです。窓は壁のような性能にする事は難しいのですが、すばらしい物も出てきています。壁と窓の断熱効果の比率で快適さが体感温度として大いに変わってくることもわかっています。耐震や劣化にいくら気をつけても、室内で水を製造しているような家が。長命であるはずもありません。ある会合で断熱の大切さを話したところ、ある学者さんはソーラーで発電すればお仕舞ね!と一言である。ソーラーを否定するものではありませんが、優先順位があるでしょうと言っておいた。馬鹿馬鹿しくてお話にもならない。住宅の長命化や健康性、また省エネ性において最も費用が安く、省資源として評価されるべきは断熱材だということを解ってほしいと思います。繊維系ならいいとかプラスチックはだめとか言っている場合ではありません。どちらも大切な資源です。省エネばかりに目を向けてはいけません。質の問題です。断熱性を上げていくと家の内部に自然に輻射熱が発生し温度差による気流が消えていきます。これが一番先にやっておきたい住宅のクオリティだと考えました。今のわれわれの家を残し、次の世代が住み続けられる家に造り替え、断熱をしっかり行い暖冷房機器を極力小さくしていく努力をしていきたいものです。そうすれば廻りの事柄も変化してくると信じます。住の健康性はここから始まると考えています。断熱の力を是非信じてほしいと訴えることでQ値の締めくくりとしました。
新製品ご紹介 H22.2 「 PUSH ボード」 を挿入し釘で固定します。素材は硬質ウレタンフォームのラミネートボードです。スチレンでの試験では強度不足(風圧)が問題になり、機械的強度の優れたラミネートボードを選択しました。以下商品案内です。
                                                    型枠工事が  変わる!